「おかえりなさい、為末 大 先輩!」

 本校第8回の卒業生である為末 大選手が、卒業後はじめて、17年ぶりに本校を訪れました。

為末選手は、過去2度オリンピックに出場するとともに、世界陸上選手権で2度も銅メダルを獲得されています。
平成19年(2007年)10月16日、「コカ・コーラ 未来への夢はじめよう。」プロジェクト
「サムライミーティング2007」(為末先生による特別授業)のはじまりです。
第1部は、体育館で行われました。
 為末選手、いよいよ体育館へ入場。全校児童616名の熱い拍手と校歌で迎えました。 自分の夢や、夢の実現に向けてできること、また、地球の未来について、為末先生といっしょに考え語り合いました。為末先生は、北京五輪にかける夢と意気込みを熱く語ってくれました。
先生は、「小学校を卒業するときには、陸上選手になりたいという夢を持っていた。途中、けがをするなどして何度も挫折しかけたが、今も陸上選手としていられる。みなさんも、自分の夢と地球の環境を守ることを一生懸命追いかけて欲しい。」と、熱いメッセージを送ってくれました。

 

第2部は、グランドで6年生に走る楽しさを伝える陸上教室が開かれました。
 体の軸を大切にする回転走や、ジャンプ走などのトレーニングを伝授。そして、各クラスの代表選手4名ずつによるリレーと、為末先生一人が走る200m競走が行われました。先生は、ハードルを跳び越しながら外周を走ります。児童は一人50mを全力で走り、バトンを渡します。いよいよ第4コーナー。アンカーと為末先生は、ほぼ並んでいます。ゴールテープめざして全力疾走。為末先生、堂々の勝利でした。さすがです。
6年生の子どもたちは、自分のクラスの応援で大いに盛り上がりました。そして、世界トップレベルの走りを目の当たりにし、大歓声を上げて喜びました。
 最後に、全児童と記念写真撮影を行い、一人ひとりと笑顔でハイタッチを交わし、子どもたちに感動とすてきな思い出をプレゼントしてくれました。
為末大選手は、五日市中央小学校の誇りです。学校を挙げて、北京にかける夢の実現を応援していきます。私たちも、為末選手といっしょに、自分の夢に向かってチャレンジしていきます。「ありがとう、為末 大選手!」

このようなすてきなイベントを実現してくださったスタッフ・関係者の皆様に深く感謝申し上げます。